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老犬介護士が社会に対してできること


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老犬介護 〜社会に対してできること〜

老犬介護は、直接的には、老犬とその飼い主さんのためのものです。

しかし、老犬介護という言葉も、あるいは老犬の存在自体にも、まだまだ、社会一般で十分認識されているとは言えないのが現状かと思います。

たとえば、老犬介護という言葉がもっと浸透していけば、より快適にまた飼い主さんと長く一緒にいられる老犬は確実に増えるはずです。

また、老犬という存在がもっと社会一般に認識いされてくれば、いかに元気に長く老犬期を迎えられるか、老犬になる前から、飼い主さんは考え、もっと老犬前にできることを、しっかりとして老犬期を迎える犬が増えるはずです。

こういった、老犬介護、あるいは老犬という存在自体を、もっと社会全般に認識させたり、老犬期ということを意識した子犬の時期からの犬との接し方の意識革命を促していくことも、老犬の世話に携わろうとする人間の大きな役目ではないかとお思います。

老犬介護という言葉の普及

老犬介護という言葉がよいのか、それとも、たとえばシニアドッグヘルパーなどといったもっと横文字的な言葉がよいのかわかりませんが、そういった言葉自体がもっと社会全般に浸透していくことが必要だと思います。

言葉が浸透すれば、その考え方も普及し、より多くの老犬たちの生活の質を上げ、より長く飼い主さんと一緒に暮せるようになる。また、老犬介護士という存在がもっと、世の中で増えてきて、たくさんの人にその存在をしってもらえるようになれば、老犬の世話で心身に疲れている飼い主さんを助け、そして愛犬との別れを迎えてペットロスで苦しむ愛犬家を減らすことができるはずです。

今後、老犬は確実に増えていき、自然に老犬介護という言葉も普及していくとは思います。でも、その普及のスピードを速くすればするほど、助けられる老犬と愛犬家は増えることは間違いないと思います。

老犬に対する意識の変革を促すこと

老犬が増えてくれば、否が応でも、老犬に対する意識は上がってくることでしょう。でも、その時、どのような意識が持たれるのか、それが重要ではないかと思うのです。

たとえば、老犬の存在が、疎ましいという意識が広がってしまえば、老犬にとっても、愛犬家にとっても、住みにくい社会になってしまいます。

逆に、老犬に対する配慮という意識が広まれば、より、老犬が快適に過ごしていける社会になってくれるはずです。そういった社会になっていけば、たとえば、、人間のためのバリアフリー的な考え方が、老犬に対しても応用される時代が来るかもしれません。

また公園などでも、芝生のところがあっても、立ち入り禁止であったり、公園での犬の散歩が禁止であったりするところが今でも結構あると思います。しかし、犬にとっては、特に足腰の弱っている老犬には、硬い舗装路より、土や芝生の上を歩く方が、負担は少なく、公園で老犬がゆっくりと過ごせるようなスペースをもっと広げたり、、数を増やしてあげるだけでも、多くの老犬は助けられます。

また、犬も、人間と同様、年をとれば足腰が弱くなる、という当たり前のことを、たくさんの愛犬家が意識するようになれば、老犬になって足腰が弱くなったことに対する配慮をするだけでなく、老犬になっても、できるだけ足腰の衰弱が進まないようにするためには、犬が若くて元気な時から、どのように育てる、あるいは足腰を鍛えていけばよいのか、というようなことを考える人が増えるはずです。

実際、老犬になるまでの生活の仕方、育て方で、老犬になってからの生活の質は、とても影響を受けるのです。これについては、また別のページでも書こうと思いますが、老犬生活を快適にするために、すでに子犬を迎えた時からできることが実際にあるのです。

こういったことは、高齢化した人間社会では、当たり前のことになっているかもしれません。でも、人間の場合と犬の場合で、決定的に違うのは、人間は自分自身で自分の高齢化に備えることができるけど、犬の場合は、すべて、飼い主さんに頼るしかない、ということです。

小さくてかわいい子犬を迎えた時に、その子犬が老犬になった時のことを考える愛犬家は、今はほとんどいないでしょう。でも、犬を飼うときは、犬と10の約束をしなければいけません。”犬の十戒”です。この最後の方は、老犬になった時、また、最後の時を迎えた時のことが書かれています。

もし、子犬を飼うときに、子犬とこの10の約束をする人が増えるだけでも、その時に、この子犬もいつかは自分よりも年老いてします。その時のためにどうするか、ということを考えることができる人も出てくるかもしれません。

正直なところ、私がこの犬の十戒というものを、”犬と私の10の約束”という映画を見て知りました。そういう意味では、犬とのかかわり、特に、犬の一生とのかかわりを描くような映画が増えたりすれば、それも大きな影響を与えてくれるでしょう。


実際、私が老犬介護という仕事に心が動いたのも、愛犬チロの影響だけでなく、老犬介護にかかわる話がきたそのタイミングで、この映画を見たことも、大きな影響を与えてくれたと思います。そして、今でもたまにこの映画のDVD見て、老犬介護に取り組むためのモチベーションをあげています。

こういった、社会全般に対する老犬に対する意識の変革を促して行くことも、私たちの役目です。

ひとりの力は小さくても、チリも積もれば・・・!

社会に対して何かをしようとする時、個人の力では、・・・、という壁が必ず立ちはだかります。しかし、それでもあきらめずに頑張れば、徐々にその仲間ができていき、少しづつ、そして確実にその力は大きくなり、社会を変えていく力になると信じています。

私も、微力でも、そういった努力をしていきたいと思っています。でも、問題はその方法です。これから、いろいろと考えながら、試行錯誤を繰り返していきたいと思います。

たとえば、老犬介護セミナーや、子犬の時に始められる老犬期への備え、といったテーマのセミナーのようなことを定期的に開催してもよいのかな、と今は思っています。最初はまったく受講者が集まらなくても、我慢して募集していれば、少しづつでも、関心を持つ人が増えてくれるのではないか、と思うのですが・・・。

もし、そういったセミナー開催の文字ををこのホームページで見たら、ぜひ関心を持って下さい。

まだまだ、実績も少なく、知識も技術も未熟ですが、老犬介護ということに対して、志だけは高く持ち、がんばっていきたいと思います。


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