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2005年4月1日から個人情報保護法がスタートしました。それ以前に比べると、国民ひとりひとりの個人情報に対する意識がかなり変わってきたように感じます。当初は、学校でも、電話の連絡網が作れない、友たちや先生に年賀状が出せないなど、弊害もでていたようですが・・・・。
さて、人間世界での個人情報はこのように、かなり保護体制が出来ていますが、ワンちゃんの個人情報、ならぬ、個”犬”情報についてはどうなんでしょうか?
なんて言うと、何言ってるんだ、と言われそうですね。でも、これは、実は重要な問題なのです。
もちろん、ワンちゃん自身が、それを問題にすることはないでしょうけど、周りの人間にとって、とても重要なんです。ワンちゃんには、血統書という、そのワンちゃんの個”犬”情報が集約された書類があります。これは、ワンちゃんというより、飼い主さんにはとても重要な書類です。
誕生日はもちろん、父母、祖父母だけでなく、その昔の血統まで確認することができます。それを見て、チャンピオンがたくさんいる、とか、この子の血統にはこんな毛色もいたんだ、とか、いろいろとわかります。
だから、とても重要な書類ですよね。
従って、本来は絶対に間違いがあってはならないものですが、実情は必ずしもそうでない場合もあるようです。誤解のないように言っておきますが、ほとんどの場合は、間違いはないと思います。普通のブリーダーさんが扱っているワンちゃんのものに関しては。
でも、ごく稀に(???)この大事な個”犬”情報が改竄されている場合があるようなんです。
例えば、大きさからして、どう考えても書いてある誕生日からは育ちすぎているワンちゃんなんかも、たまにいますよね。
基本的に、ワンちゃん自身が血統書の申請をすることはできませんから、当然ブリーダーさんが申請することになります。だから、悪意を持った方が申請すれば、悪意に満ちた血統書も出来てしまうのです。
例えば、、こんな話を聞いたことがあります。ある方が、日本では珍しいある犬種を、半端でない価格で購入したそうです。当然血統書付きです。この犬種は少ないので、繁殖に使おうと、相手を探して交配、無事に出産したそうです。
ところが、出てきた子犬は、親犬の血統書に書かれている犬種とはちょっと、というよりぜんぜん違うその犬種とは全く違う容姿をしていたのです。もちろん交配相手も、きちんとした血統書付きです。
そこで、念のため、DNA鑑定をしたところ、母犬は、血統書の犬種ではなく、間違いなく”雑種”だということがわかったそうです。その犬種にとても似ていたので、その犬種で血統書が申請されていたようです。
血統書があるから、だいじょうぶ、と、いいがたくなってしまいますが、こういうことも稀にあるようなので、注意しましょう。
海外では、一般の方の繁殖を防止するため、血統書を渡さないのが、一般的なところもあるようです。だから、ただ血統書があればよい、ということではなく、このブリーダーさんのワンちゃんだからだいじょうぶ!という考え方で、@ペット・トライアングルでは、ワンちゃんのご紹介をしています。
でも、そういうことで頭を悩ますのは人間だけ。ワンちゃんには、何の悪気もないし、寸分の悪意もありませんよね。
血統書があろうがなかろうが、どんなワンちゃんもかわいいです。ただ、それぞれの犬種には、その特徴があり、それは守っていきたいというのもまた事実です。
ブリーダーさんも、そこにこだわっているのです。だから、交配させるにしても、よい血統を残すために、相手を充分に吟味するのです。個”犬”情報、これも個人情報と同様、大事なもの。真実は守っていかなければいけませんよね。