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散歩での排泄は問題行動?
これは、人によっては問題行動とは認識されないかもしれませんが、散歩での排泄は場合によっては問題行動だと私たちは考えています。特にマーキングといわれるような、あちこちに少しずつおしっこをする行動は、止めさせるべき行動のひとつです。
また、マーキングではなく、本当に排泄としておしっこやウンチをする場合でも、散歩の途中のどこで、いつするかわからない、というのも、問題行動だと考えています。
散歩での排泄は、しつけを入りにくくさせるとともに、雨の日でも雪の日でも、必ず毎日散歩に行かなくてはいけなくなるため、飼い主さんにとっても、犬にとっても、決して健康的なことではありません。
特に、犬が年老いて、足腰が弱って歩けなくなってきたときに、散歩でしか排泄をしない犬の世話は、より飼い主さんと犬自身に、より大きな心身の負担をかけることになります。
できれば子犬のときから、散歩では排泄をしないように育てるのが良いのですが、もし、散歩での排泄が当たり前で育ってしまった犬は、できるだけ早い時期に散歩ではなく、家で排泄ができるようにしてあげるのが犬のためにも良いかと思います。
もし、どうしても散歩でということであれば、できるだけ家に近いところで、ここで必ず排泄をさせるという場所を作ってあげるのもひとつの方法かと思いますが、そうさせるほうが難しいかもしれません。
では、具体的にどのように散歩での排泄を止めさせて、家で排泄をさせるようにしていくのか、以下にご紹介します。
まずは家でのトイレの場所を決める
中小型犬であれば、専用のトイレを設置するのが良いと思います。ペット・トライアングル犬舎、LOVEDOG店では、縦横が60cm×90cmで高さが60cmぐらいの上がオープンになっている扉付きのサークルを犬のトイレとして使用しています。
上がオープンになっていたほうが、圧迫感がないため、犬は排泄をしやすいようです。
もし、上がオープンだと犬が飛び出してしまうというようであれば、それをさせないようにするしつけから行うことをお勧めします。
このサークルをトイレ専用として、中にトイレシーツを敷きます。このサイズだと、トイレシーツのスーパーワイドというサイズがちょうどサークルと同じサイズです。
メスや足を上げないオスの場合は、下に敷くだけでよいのですが、足を上げるオスの場合は、サークルの側面にもトイレシーツをつける必要があります。
その場合は、洗濯ばさみなどを使用して、側面にもペットシーツを垂らすようにつけておきます。
これを室内の適当なところへおきます。
もし、どうしても室内には置けないという場合は、庭や軒先などのできるだけ、雨のかからない場所をトイレとして、そこにサークルを置けるようにします。
外の場合は、ペットシーツが必要なければ、囲いだけでも良いでしょう。最初は必ず囲いは必要です。
トイレのタイミングでトイレに入れて扉を閉める
トイレのタイミング、すなわちj排泄をする時間帯は成犬であれば、だいたい決まっていると思います。一般的には、朝起きてからすぐ、毎食後、寝る前というタイミングとなりますが、成犬の場合はそのご家庭の生活パターンで決まってくる場合もあるかと思います。
そのタイミングで犬をトイレに入れて、扉を閉めて、排泄をするまでそこから出さないようにする、というのが基本です。
ただし、散歩での排泄が習慣になっている犬は、そう簡単にはトイレの中でおしっこやうんちをしてくれないでしょう。
ここからが犬との我慢比べとなります。
犬が排泄をするまで、出来る限り設置したトイレですごさせます。
そして、犬がおしっこまたはうんちをしそうになるのがわかったら、「ワンツー、ワンツー」または「シーシー」「ベンベン」などという言葉をかけ続けます。
排泄のときに排泄用のかけ声をかけることによって、その声をかけることによって、犬の尿意を起こさせて、排泄をさせるということが出来るくる可能性があります。
そうすれば、場所にかかわらず犬に排泄をさせることが出来るようにもなってきます。(それには時間が必要ですが)
さて、このように声をかけておしっこまたはウンチをしたら、直後にしっかりと優しく褒めてあげます。
室内で排泄をしないことを習慣にしていた犬は、我慢できずに室内で排泄してしまったことに対して、とても罪悪感を持っていることがあります。
それを解消させてあげるためにも、しっかりと優しく声をかけながら、体を撫でることを行い、その罪悪感からくるストレスをできるだけ解消してあげます。
このように、すんなりいけばよいのですが、なかなかそうはいかないケースが多いと思います。
けっこう犬も我慢強いので、最後の最後まで我慢する犬も多いと思います。
どちらかというと、犬の年齢が若い方が、我慢の程度も低くなるようです。逆に、散歩での排泄経験が長ければ長いほうが、つまり高齢になればなるほど、我慢する程度も高くなるようです。
ただし、あまり我慢させすぎると、尿が長時間膀胱に溜まってしまうため、犬の体調等によっては最近が増殖してしまい、膀胱炎になってしまう可能性もあります。
従って、3日目になっても我慢しているようであれば、一度散歩で排泄させて、再度、取り組むということをしたほうが良いと思います。
その場合、なるべく早く尿意を起こさせるために、水分をたくさんとらせるようにします。例えば、犬が飲みたがる飲み物、ミルクを薄めたものを飲ませるなどのことをさせ、また、犬は動くと排泄しやすくなる傾向がある場合もあるので、排泄をしないようにさせながら、適度に運動をさせるということも良いと思います。
また、散歩で排泄したとこのおしっこをトイレシーツにつけて、それをトイレに敷くのも試してみる価値はあると思います。
平行してリーダーウォークトレーニングを行う
外での排泄をさせないよにするためにも、トイレで排泄させることと同時に、リーダーウォークトレーニングを始めて、外では排泄だけでなく、道の匂いを嗅がせない、脇のほうに行かせない、ということを行っていくのが有効です。トイレで排泄をさせようとしても、今まで通り散歩をしていれば、必ず犬は散歩で排泄をするでしょう。
散歩で排泄をしてしまえば、当然のことながら、室内のトイレでは排泄はしません。
したがって、室内での排泄をさせる場合は、散歩で排泄をさせないようにすることが必須となるのです。
そのために、最も有効なのが、リーダーウォークトレーニングということになります。
逆に言えば、犬のしつけを行うためには、散歩での排泄は基本的にはさせないようにしていくため、室内で排泄するようにさせることが、ひとつのポイントにもなります。
つまり、室内で排泄をさせるようにすることは、犬と飼い主さんの心身の負荷を大きく提言させるだけでなく、しつけの第1歩ともなるのです。
出来るようになってからもしばらくは同じようにさせる
このように室内などのトイレでの排泄をさせるようにしていきますが、一度できたからだいじょうぶ、ということにはなりません。最初は我慢に我慢を重ねた上で、仕方なく排泄してしまったという状態です。
犬をトイレに入れたらすぐに排泄するようになるまでは、飼い主さんは気を抜かずに教える気持ちが重要です。
長年行ってきた習慣を変えるには、やはりそれなりの時間が必要になります。その時間は犬によっても違うので、一概にどのくらいとは言えないのですが、最低でも1ヶ月は見ておく必要があるでしょう。