犬と犬を本当に愛する全ての方のために。
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| 犬の飼い方・しつけ方 |
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| 犬の散歩 ~リーダーウォーク~ |
犬の散歩は、犬と飼い主さんの大事なコミュニケーションの場です。でも主導するのは必ず飼い主さんです!
”犬のリーダーになる”のページで、リードの長さ程度犬から離れて、呼んだら犬が来るということを行いました。散歩の基本的な考え方は、この延長です。つまり、飼い主さんに犬がついてくるというのが、本来の犬の散歩です。
でも、公園などでよくみかけるのは、犬が先頭を歩き、好きな方向に行こうとしたり、マーキングをしたり、飼い主さんを引っ張っていたり、という光景ではないでしょうか。
この犬の行動は、犬が自分がリーダーだと言う行動です。だから、犬は先頭を歩いているものの、飼い主さんに引き戻されたりもして、思うように行動できていないともいえます。犬はこの状態が快適でしょうか?
犬にとっては、リーダーの自分が行こうとする方向になかなか飼い主さんがついてきてくれないと言うストレスを感じながら歩いていることにはならないでしょうか。また、飼い主さんは犬に引っ張られ、また排泄の処理をしながらということで、少なからずストレスを感じながらの散歩となってしまってないでしょうか。
また、犬が先頭を切って歩いていると、狭い交差点や歩道のない道路では、人や自転車、また車との接触事故も起こしかねません。つまり、犬にとっては、危険なことでもあるのです。おおげさな、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にこのような原因で犬が事故にあったり、また引っ張られた飼い主さんが怪我をしたりと言うことは稀ではないのです。
特に、小型の愛玩犬であれば、まだ飼い主さんが力づくで犬を抑えることが出来るかもしれませんが、大型のジャーマンシェパードやドーベルマン、また、運動能力に優れたボーダーコリー、また小型でも力強く運動能力に優れたジャックラッセルテリアなどでは、犬自身と飼い主さんに危険が及ぶ可能性だけでなく、周りの方にも迷惑がかかる可能性があります。
本来、犬の散歩と言うのは、犬と飼い主さんがコミュニケーションをとりながら双方が楽しい時間を過ごすための時間です。
そのためには、犬が飼い主さんを絶対的なリーダーとして認識している必要があるのです。飼い主さんが歩く方向へ犬が従ってついてくる。これがリーダーウォークです。このリーダーウォークの状態になれば、飼い主さんはもちろん、犬も安心して飼い主さんについていっているので、ストレスを感じることはありません。お互いが楽しく歩いていけるのです。
では、具体的にどうしたら、リーダーウォークが出来るのか、ご紹介していきたいと思います。
”犬のリーダーになる”のページで、リードの長さ程度犬から離れて、呼んだら犬が来るということを行い、散歩の基本的な考え方は、この延長だと、このページの最初に書きました。つまり、呼んだら来るということが出来ていれば、リーダーウォークの第一歩は出来ていることになるのです。
呼ぶときに、名前呼び、「おいで」などの指示を出すのと同時に飼い主さんが自身のモモやひざを手でたたくということをかきました。つまり、モモをたたくという動作が、「おいで」という動作と同じ指示となっているのです。
家の中では、ちゃんと呼べば来ていた犬も外に出ると、いろいろと興味を引いたり、気になるものがたくさんあり、すぐに同じように出来ないこともあります。
例えば、他の人や子供が歩いたり遊んでいたり、自転車や車が走っていたりなどなど・・・。また、歩いていれば他の犬の匂いなど、いろいろな匂いなど誘惑してきます。
だから、まずは外で同じようにリードの長さから呼び戻すことから始めてみます。そして、ちゃんと近づけばやはり思いっきり優しさと愛情で抱きとめてあげます。
これができるようであれば、リードぐらいに離した距離で呼びながら、犬が近づくと同時に、飼い主さんは呼んでモモをたたきながら、少しづつ犬から離れていきます。この要領で少しづつ距離を伸ばしていきながら、今度は、犬が近づいてきたら抱きとめの行動は行わずに、抱きとめのときの声だけを出して、犬を褒めていきます。そしてある程度の距離で止まって、抱きとめの行動を行ってあげます。
この繰り返しを行っていけば、散歩となるのです。
言葉で言うと簡単ですが、実際には、まだ主従関係が完全に出来ていない場合は、犬によって、自転車や車に飛びつこうとしたり、逆に怖がったりということもあります。飛びつこうとしたりするときは、”犬のリーダーになる”のところで紹介したメリハリのある”飴とムチ”、すなわち瞬間的な強いショックを迷わずかけてその行動をさせないようにすると同時に、犬を引き寄せて声をかけてと体をさすることにより優しさと愛情で抱きとめてあげます。
また、怖がっているときは、怖いものを避けるのではなく、まずは怖いものが頻繁に通る場所に飼い主さんが抱きとめながら犬としばらく止まり、怖いものに慣らしていくということも必要です。
また、犬が飼い主さんよりも先に進もうとするときは、先に出ようとする瞬間にリードで少し軽めにショックを与え、戻れば、歩きながら声と頭を撫でることにより褒めてあげます。それでも前に出ようとしたときは、強いショックをかけて、犬を止まらせ、犬を引き寄せ抱きとめると言う”飴とムチ”を使い、あえて、犬が先に行こうとした方向とは反対の方向に反転します。
この時、犬の位置は左右どちらでも良いと思います。一般的には、犬の訓練の場合、人間の左側に犬を付けるのですが、普通の散歩であれば、人間の前に出なければ、左右どちらでも良いと思います。
このように、最初は短い距離で練習しながら、距離を少しづつ伸ばしていきます。
この時期は、これ自体が犬とのコミュニケーションとなるのです。そして、このコミュニケーションの中で、犬とのアイコンタクトがとれるようになっていくはずです。
また、”犬のトイレ”のページでご紹介しているように、散歩での排泄は犬にも飼い主さんにも、そして環境にも良いことはないので、なるべくさせないようにしていきます。したがって、そこで紹介しているように、家での排泄場所も作ってあげて、散歩で排泄したり、くんくんと匂いをかぐようなときは、ショックをかけてその行動を抑えていきます。
完璧に散歩での排泄をさせないようにするには時間がかかる場合もあると思いますが、根気よく続けます。
リーダーウォークが出来るようになってきたら、歩く速度を意識的に変えてみたり、また急に止まったり、小走りをしてみたりなど、どんな状態でも犬が人間のすぐ後をついてくるように変化を付けて練習していきます。
これが出来るようになれば、途中で「スワレ」「マテ」などの指示を入れてみたりなど、意識的に常に犬が飼い主さんの様子を見て、その指示に従うようになる練習をしていきます。つまり、飼い主さんに対して、犬が常にアイコンタクトを取ろうとしている状態にしてあげるのです。
それに対して、飼い主さんは常に声をかけながら、指示を出していけば、犬は飼い主さんとのコミュニケーションに満足して、たとえ15分の散歩でも、1時間ただ歩いているだけの散歩よりも、充実したになるのです。
この状態になれば、飼い主さんも犬も散歩が楽しく、かつとても楽な散歩となるのです。
これは、どんな犬にもお勧めの散歩方法ですが、特にジャーマンシェパードなどの大型犬、そして、ボーダーコリーなどのスポーツドッグには必須の散歩方法だと思います。
散歩の質を高め、犬も飼い主も危険がなく、また周りの人や犬、そして環境にも優しい方法ですので、ぜひ試してみてください。
では、次に”基本の犬のしつけ”のところで書いた、人間社会で犬が生活していくうえで飼い主さんが教えるべき3つのこと、「スワレ」「マテ」「コイ」について具体的な教え方をご紹介したいと思います。
犬に必ず教えること
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