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これだけは犬に教えておきたいというコマンドがあります。
犬と一緒に生活する中で、これだけは教えておきたいというコマンドが上の5つのコマンドです。「ハウス」、「スワレ」、「フセ」、「マテ」、「オイデ」 です。
この5つの指示に犬が従ってくれるようになれば、日常生活の中で、犬がいて困ることはないと思います。
そこで、これらのコマンドの教え方はいろいろとあると思います。ここでは、ペット・トライアングルがLOVEDOG店での家庭犬専門トレーニングで行っている方法をご紹介します。
基本的には、これらのコマンドを教える際には、リーダーウォークの最初の5mの往復が出来るようになっていることが前提となります。
また、これらのコマンドを教える際には、フードやおやつなどの食べ物は一切使用しません。もちろん、おもちゃなども使用しません。
ではまず、このページで「ハウス」 「スワレ」 「マテ」の教え方をご紹介して、次のページで「フセ」 「オイデ」の教え方をご紹介していきます。
【ハウス】
ペット・トライアングルではハウス飼いを推奨しています。そこで、”ハウス”というコマンドは必須となります。家庭犬専門トレーニングでお預かりする犬も、ほとんどは問題なくハウスが出来るようになっています。ただし、ハウストレーニングをするのはおそらく半分もいないと思います。毎日、トイレの時にハウスから出してまたれて、、トレーニングの時にも出してまた入れて、ということを繰り返しているうちに覚えてしまう犬がほとんどです。
ハウスをさせることにあまり抵抗しない犬には、ハウスに入れるときに、「ハウス」と声をかけながら押し込んだり、また抱えたままハウスに入れてしまいます。
これを何日か繰り返していると1週間ぐらいでハウスで入るようになります。もちろん、その間で、リーダーウォークトレーニングを行いながら、主従関係と信頼関係がすでに構築し始めています。
だけど、中には絶対に入りたくない、という感じで、ものすごい抵抗を見せる犬もいます。
この場合は、少し強引にでも「ハウス」「ハウス」と言いながら力で犬をハウスに入れていきます。小型犬の場合もけっこう大変なこともありますが、大型の犬だとかなり体力が必要となります。こと時にリードは外さずに常につけていきます。
ハウスに入ったらすぐに、ショックをかけた後のフォローと同じような要領でハウスの中に入った犬をやさしく声をかけながら、撫でてあげます。
しっかりとフォローした後、今度は「オイデ」と声をかけながら、リードでハウスの外に出るように促して出させます。
これを何度も繰り返していきます。次第に犬は強引に入れようとしなくても、自分からハウスに入っていくようになります。
少し強引に入れさせられるため、ハウスに入ってしまうと安全だということがだんだんわかってくるのです。
もちろん、子犬の場合は、あえて、このような強引なハウストレーニングをしなくても、最初からゲージをハウスとして、入れるときに「ハウス」と言いながら入れていると、自然に覚えてしまいます。
犬がどこにいても「ハウス」の一言でゲージに入ってくれるようにしておけば、家の中でハウスから出して生活できるようになったときに、ゲージに入れる必要があるときは、すぐに犬が指示に従うので、とても楽になります。
【スワレ、オスワリ、sit】
「スワレ」、一般的には「オスワリ」という言葉で指示する方のほうが多いでしょうか。指示を出す言葉は、「スワレ」でも「オスワリ」でも、英語で「sit」でも何でも良いのですが、ご家族で統一しておくことは、必要です。このコマンドは最も基本的でよく使うコマンドだと思います。ただし、オスワリができなくても、基本的に日常生活で困ることはないかもしれません。
しかし、犬との主従関係と信頼関係を築くためのリーダーウォークトレーニングの中で使用していくと、犬との関係をより効果的に築いていくことが出来ます。
また、生活の中でも、特に動く必要のないときは飼い主さんの指示によって座らせておけます。
散歩の途中でも、たとえば、信号待ちをしているときなどに、飼い主の横に犬を座らせて待たせておくと、「おりこうさんね」と声をかけられるように、周りの目も違ってきます。
では実際にどのように、「スワレ」を教えていくか、ペット・トライアングルで行っている方法をご紹介します。
もちろん、これも、食べ物やおもちゃは一切使用しません。
まずリーダーウォークの途中で止まり、犬が普通に4本の足で立っている状態から、「スワレ」と声をかけながら、リードを斜め後ろ上方へ軽く引っ張ります。ごく軽いショックをかけるような幹事で、ちょんちょんとリードを引く場合もあります。そうすると、犬の銃身が後ろにいくので、そのまま犬が踏ん張らなければ、座る形になってきます。
犬が抵抗して座らない、また後ずさりして座らない、という場合は、背中の一番後ろのほう、しっぱの付け根の少し上ぐらいのところをリードを引く手とは別の手で、下に丸め込むように押していきます。
抵抗する場合も、少し強引に押していけばほとんどの犬はオ”スワリ”の形となります。
”オスワリ”の形になったら、フォローの要領と同じように、優しく「スワレ、good、good」などと声をかけながら、犬の体を上から下へ優しく撫でて、褒めてあげます。
”オスワリ”の状態で褒めてから、「オイデ」と言ってまた歩き出します。
この時点ではだいたい5mぐらいの距離の往復でのリーダーウォークトレーニングを行っているので、また1往復したら、同じように止まり、オスワリの形にさせて褒めて、また歩き出す、ということを繰り返し行っていきます。
これを繰り返し行っていくと、次第に犬は、「スワレ」という声をかけるだけで、”オスワリ”の形をとるようになってきます。
これは1往復に1回だけではなく、片道で2〜3回ぐらいというように、頻度を上げて行っても良いでしょう。
背中を押さなくても、座るようになってきたら、リードを持つ手とは別の手を、人差し指だけを立てて上に向けながら、「スワレ」というようにしていきます。そうすることによって、声によるコマンドだけでなく、手の動作でも「スワレ」を指示できるようになってきます。
これをリーダーウォークを行いながら、繰り返し、繰り返し行います。
【マテ、stay、waitt】
「スワレ」がある程度できるようになってきたら、次に、「フセ」ではなく、「マテ」を教えます。スワレをさせた後に、リードを持たないほうの手をじゃんけんのパーにして、掌を犬の顔の前にかざすようにして、「マテ」と声をかけます。そのまま、犬と対面するようにして、手をかざしたまま、最初は1歩分だけ犬から離れます。
犬がそのまま座った状態を維持していれば、また1歩犬に近づいて「マテ、good、good」などと優しく声をかけながら、撫でてあげます。
もし、「マテ」といって犬から離れようとしたときに、犬も動いたときは、リードでショックをかけて、動きを止めます。
そして、すぐにまた近づき、動きが止まったところで「マテ、good、good」などと優しく声をかけながら、撫でてあげます。
離れて動かなかったら近づいてフォローする、もし動いたら、ショックをかけてからフォローする、ということを繰り返し行いながら、離れる距離を少しずつ広げていきます。
同時に、離れてからまた近づいて褒めるまでの時間を次第に長くしていきます。褒めるまでの間、犬が動かなくても、最初のうちは「マテ」というコマンドを声と手の形で、繰り返し出しています。
動いたら、ショックで動きを止めて、フォローするというのは同じです。
これを繰り返して、まずはリードの長さ分離れても、マテが出来るようにしていきます。
リードの長さ分マテが出来るようになったら、声と手でマテのコマンドを出しながら、リードが張らない範囲で、左右に動いてもマテが維持できるように同様に行っていきます。
左右ができたら、犬の周りを回るようにして同じようにマテを維持できるようにしていきます。
マテが維持できるようになるとともに、声と手でのマテのコマンドを出す間隔をだんだん広げていきます。最終的には、最初の「マテ」の一言で、その後、別のコマンドを出すまではマテの状態を維持できるように繰り返し、繰り返し、行っていきます。
この場合の繰り返しという意味は、止まった状態での繰り返しというよりも、「スワレ」と同様、リーダーウォークトレーニングの往復の中で、繰り返し行うという意味です。
この時点からは少し先のことになりますが、リーダーウォークもできて、他のコマンドもほぼ指示に従うようになったときには、広いところで、ロングリードを使い、より離れて、また飼い主が隠れて、など、いろいろな条件でマテを維持できるように教えていくことになります。
では、次のページで「フセ」、「オイデ」の教え方をご紹介していきます。
これだけは犬に教えておきたいpart2 「フセ」 「オイデ」