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「犬との10の約束」トップ
1.私と気長につきあってください。
2.私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3. 私にも心があることを忘れないでください。
4. 言うことを聞かないときは、理由があります。
5. 私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。
6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
8. あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
9. 私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
10. 私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、どうか覚えていてください。
私がずっとあなたを愛していたことを。
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だから、できるだけ私と一緒に
いてください。
My life is likely to last 10 to 15 years. Any separation
from you will be painful for me.
9番目の約束 「私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。」
この約束を見るたびに、心が痛みます。
私たちの家族には、チロという雑種の犬がいました。仕事の関係でヨーロッパへ転勤になったときでさえ、一緒にヨーロッパへ連れて行った愛犬でした。
でも、日本への帰任が急に決まった時、私たちはチロを犠牲にしてしまいました。
帰任に際して、まず考えたのが、4人の子供のことでした。一番上はちょうど中学へ入学、一番下は、小学校へ入学というタイミングだったのも、そう考えさせた理由かもしれません。そして、転勤前にいた長野から、帰任後は千葉へ移ることも大きな要因でした。
私たちは、帰国子女を受け入れることが得意と思われる小学校、中学校がある地域を探し、また、その学区になるところに新しい住まいを探しました。唯一見つかったのは、高層マンションの一室でした。そのマンション自体はペット可でしたが、その賃貸の部屋に関しては、ペット不可だったのです。
でも、すでに時間もなく、結局、そこを帰任後の住まいと決めました。チロはそこでは一緒に住めません。そこで、実家で預かってもらうことにしてしまったのです。
当時、チロと一緒に暮らし始めて、10年以上が過ぎたころでした。そして、その後、10年近くが過ぎ、チロを出会ってから、20年が過ぎ、チロとの永遠の別れとなりました。
でも、結果として、実家の父母とのゆっくりとした生活と、そして毎日しっかりと父母が世話をしてくれたことによって、ここまでチロが生きてくれたと思います。そのことが、せめてもの救いです。
でも、あらためてこの約束に出会って、このことが再び、私たちの心を痛めています。
どんな理由があったにせよ、私たちの判断は間違っていたのかもしれない・・・、と。
私たちと離れて暮らすようになり、チロはどう思っていたのか・・・。私たちが実家に行くと、いつも喜んで飛びついてきていました。でも、心の中では、言いたいことがたくさんあったことでしょうね。
そして、永遠の別れを迎える1年半ぐらい前でしょうか、ある時から、突然、チロは私たちを認識しなくなりました。目も耳も利かなくなり、痴呆が急激に進んでいきました。
そんな時も私たちは、そばにいてあげられませんでした。私たちの人生の中で悔いが残る思い出です。
私事になって申し訳ありません。犬の人生は人間に比べて、とても短いのです。獣医学が進歩しているとはいえ、今でも大型犬の場合は、10年生きれば長生きだと言われています。
チロは20年以上生きてくれました。犬としては長生きだと思います。それでも、人間に比べればはるかに短い生涯です。
チロの思い出、そして犬の生きられる時間を考えると、あらためて、今、家にいる愛犬たちがいとおしく感じてしまいます。
せめて、今いる愛犬たちとは、この9番目の約束、そして最後の10番目の約束は絶対に守りたいと思います。
さて、いよいよ最後、10番目の約束です。