3. 私にも心があることを忘れないでください。
Be aware that however you treat me I’ll never forget it.
3番目の約束 「私にも心があることを忘れないでください」
2番目の約束は、「私を信じてください」でした。この言葉の裏には、この3番目の約束があるのではないでしょか。
飼い主さんに信じてもらうことが、何よりも犬にとっての幸せであり、逆に飼い主さんは、信じてあげることによって、犬がとても幸せに感じていることをいつも感じてあげなければいけないのかもしれません。
飼い主さんの心に、犬は必ず心で返してくれるのです。
今の世の中、人間同士でさえ、人間に心がないとしか思っていないのではないか、と思わざるをえない事件が、毎日のように起こっています。しかも、他人だけでなく、家族の間でも・・・。
この100年ほどの間で、いろいろな事、物が便利になりました。科学の進歩は、人間の生活を楽に、快適に、一見豊かにしてくれています。
しかし、便利になり、人間がするべきことを機械がやってくれたり、機械に任せれば人間には出来ないくらい正確かつ短時間で何かができるようになっていくにつれ、人間が本来維持していくべきもの、心が忘れられたり、失われたりしている、ということも、もしかしたらあるのではないでしょうか。
そしてそれは、単に人間同士という単位ではなく、家族の中でも、本来あるべき何かがなくなってきているのかもしれません。
もしかしたら、現在、この「犬との10の約束」は、そのまま人間同士、家族同士の約束にしなければならない状況があるのかもしれません。とても残念なことですが・・・・。
でも、「犬と私の10の約束」を見て、涙をこぼす人がたくさんいるということは、まだほとんどの人間は人間本来の心を失っていない、また、普段忘れていたり、たまに忘れることがあっても、まだまだ、その心を失ってはいない、またはすぐに取り戻すことができる人がほとんどだと思います。
「人間本来の心」、と書きましたが、もしかしたら、今純粋にその心を持っているのが、犬かもしれません。
信じてあげれば、決して裏切らない、信じれば信じるほど、心で返してくれる、それが犬という存在なのかもしれません。
人間の心が、少しづつ悪い方向に変わり始めた現状を、犬を信じることによって、元にもどすことができるかもしれません。
犬と一緒に生活していると、そんなことさえ、感じさせてくれます。
でも、そんな犬たちを、もののように扱うブリーダー、ペット業界の人間がいることも事実であり、とても残念に感じることもあります。
ある意味では、割り切らなければいけない部分があるのも事実ですが、それでも、心を持った存在として、犬を扱うことを、我々も忘れてはいけません。
そして、犬の飼い主となる人は、その犬の一生を背負うという責任があり、その責任感は、犬を信じることによって、具体的な行動になるのではないでしょうか。
もし、迎える犬を信じられないようであれば、犬は飼わない方が良いでしょう。
また、迎えた犬が相性が悪いから信じられないと感じる人がいたとすれば、そんな人も、飼わない方が良いでしょう。なぜなら、もし、子供が生まれて、相性が合わないから育てるのをやめられますか?
犬も全く同じです。迎えた犬を信じられないわけはないと思います。
犬にも、人間とまったく同じ、むしろ人間よりも純粋かもしれない心があるのです。飼い主さんは、それを忘れたらいけませんよね。
次に4番目の約束です。
4. 言うことを聞かないときは、理由があります
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