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メリハリのある躾が必要です
ジャーマンシェパードに躾は、必需品です。小さな愛玩犬であれば、多少わがままでも、それもかわいいところとして、ほっといても良い(本当はよくありませんが)かもしれませんが、ジャーマンシェパードが我儘になってしまうと、とんでもないことになります。
もともと、私がご紹介しているジャーマンシェパードの犬舎では、性格にも注意して交配を行っています。つまり、気性が荒かったり、性格的に扱いにくい犬は交配には、絶対に使いません。
それもあってか、この犬舎のジャーマンシェパードはとても人懐っこい子ばかりです。本来、ジャーマンシェパードは、扱い易い犬種だと思いますが、やはり人間と同じで、個々の性格はそれぞれ違います。そういった性格面のばらつきを抑えることも、ペットとしてはとても重要だと思います。
たまに、ジャーマンシェパードが悪者になるような事件、事故が起こっていますが、これらはすべて、ジャーマンシェパードの問題ではなく、飼育管理している人間にすべての責任があると思います。
さて、そのジャーマンシェパードの躾ですが、一般的にジャーマンシェパードというと、必ず訓練所に預けなければいけない、と思っている方も多いかもしれません。
でも、ジャーマンシェパードはもともととても賢く、従順な犬種です。したがって、ペットとして人間と一緒に生活するだけであれば、訓練所に預けなくても、充分に躾は出来ると思います。
まず、子犬を迎える生後2か月から4か月ぐらいは、まだ子犬は幼児のようなものです。したがって、訓練所で行うような訓練などはまだ始められませんが、家での躾は始められます。
新しく迎えた子犬は、環境も変わり、飼い主さんのこともよくわかりません。したがって、まずは子犬と飼い主さんの信頼関係を築くことが最も重要だと思います。
そのためには、コミュニケーションをしっかりととるために、餌をあげたり、遊んであげたり、その中で、アイコンタクトをとれるように、そして、飼い主さんそして、その家族が子犬よりも立場が上だということを、しっかりと教えていく必要があります。
そして、してはいけないこと、例えば、電気のコードをかじるとか、花や観葉植物を食べるなど、身体に危害の加わる可能性のあることはもちろんですが、家の中のものをかじったりとか、入ってほしくないところに入れないようにするとか、それぞれのご家庭固有の事柄もあるかと思います。
餌をあげる時に、待て、座れ、などの基本的なコマンドは少しづつ入れていけます。それと同時に、トイレの場所を決めて、その場所にさせるような躾を始めることができます。座れ、ができれば、伏せ、そして、お散歩に出られるようになれば、サイドウォーク、つまり脚側、そして、来い、またはcome、おいで、というような呼び戻しのコマンドもを教えていけるようになります。
ペットとして一緒に暮らしていくだけであれば、以上のことをしっかりとできるようにするだけでも、充分にくジャーマンシェパードとの生活をトラブルなく楽しむことができると思います。
問題は、これらのコマンドをしっかりと入れられる、してはいけないことを教えられるかどうか、です。
大型犬のジャーマンシェパードとはいえ、生後2~3か月ぐらいは、まだ子犬らしくとてもかわいく、そこからのスタートの場合、かわいい、かわいいが先に立ち、どうしても厳しくなれない、という方がけっこういらっしゃるようです。
でも、結果的にそれが、あとで犬と人間双方にワザワイを引き起こしこともあるのです。
厳しく躾けることが、子犬にかわいそうだ、と感じる方もいるかもしれませんが、厳しくする時と、遊んであげる時、褒めてあげる時のメリハリを大きくすることが、子犬にとってもわかりやすく、厳しく教えることが、子犬の信頼を強くするのも、事実なのです。
怒ると子犬にきらわれてしまうのではないか、と心配する方もいらっしゃるかもしません。でも、それは全く反対です。もちろん、いつも怒るだけであれば嫌われてしまうかもしれません。でも、褒める時、かわいがる時は思いっきり褒めたり、かわいがって、怒るときは子犬が震えあがるぐらいにしっかりと怒ることによって、子犬はより信頼を寄せ、従順になり、飼い主さんによりぴったりと付いてくるようになるのです。
これは、実際にやってみれば、実感としてよくわかるかと思います。
メリハリのある躾、これが、ジャーマンシェパードなど賢い犬には特に重要だと思います。
とはいっても、基本的な躾を入れるのも、思ったようにはなかなかいきません。そこでお勧めなのが、通いで訓練所へ行ったり、または出張訓練をしてくれる場合は、家に訓練士さんに来てもらって、飼い主さんとそのご家族、そして愛犬のジャーマンシェパードが一緒に訓練の仕方を教わる方法です。
特にジャーマンシェパードの場合は、JKC系の訓練士さんではなく、ジャーマンシェパードを多数扱っている、警察犬系の訓練士さんの指導が効果的です。
訓練所に預けてしまうと、犬自体は訓練されても、飼い主さんは訓練された犬に対するコマンドの入れ方を知らないため、結局家では元のまま、ということもよくある話です。訓練士の言う事は聞いても、飼い主の言ういことは全く聞かない、ということにもなりかねません。
それよりも、一度でもいいので、飼い主さんやそのご家族が犬と一緒に訓練士さんの指導を受けて、犬に対するコマンドの入れ方、リードの引き方、タイミングなどを教えてもらい、それに従って、日々の生活の中で躾を入れていくのが、一番良いと思います。
この方法の場合、犬だけでなく、飼い主さんも躾に対する意識が高められて、その後の生活にとてもよい影響を与えてくれると思います。
ただ、もし訓練所に預けたいという場合は、早くても生後6か月からが良いと思います。それ以前は、前述のとおり、犬との信頼関係を作るということもありますが、生後6か月から1年ぐらいの間が精神的にも成長する時期であり、訓練所で教えればよりしっかりと訓練が入りやすい時期となるでしょう。
ただし、その場合でも、飼い主さんは帰ってきた犬の扱いをあらかじめ、訓練士さんにしっかりと教えてもらう必要があると思います。家に戻って、飼い主さんがしっかり指示を出せないことがわかると、賢いジャーマンシェパードは、訓練士さんから解放されたのをいいことに、もとのわがまま犬に戻ってしまいます。
でも、やはりペットとして飼うのであれば、出来る限り、訓練所へ預けないで、飼い主さんと愛犬が一緒に頑張っていくのが良いのではないかと思います。そして、その手助けとして、犬だけでなく、飼い主さんとそのそのご家族が一緒に、訓練士さんの指導を受けるのが、ベストな方法だと思います。
とにかく、家での愛犬に対する躾は、大きくメリハリを付けるのが、大切だと思います。
▼ジャーマンシェパードには2つのタイプがあります。
▼ジャーマンシェパードは賢く、従順な犬です。
▼でも、しっかりした心構えが必要です。
▼ジャーマンシェパードは股関節形成不全に注意が必要です。
▼成長期は体重管理がとても重要です。
▼成長期は運動のさせ過ぎにも、注意が必要です。
▼メリハリの効いた躾が必要です。
▼ジャーマンシェパードは大きな癒し犬です。
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